毎月、この時期になると憂鬱になる……痛み、不快感、頭痛、肩凝り、気持ちもイライラするし、どうしても薬を飲んでしまう。でも、できれば薬とか飲みたくないんだよなぁ……。
なんて思ったことはありませんか? でも、薬に頼る以外に方法はないし、やっぱり痛くなりそうな感じがしたら飲んでしまう、という人が多いのではないかと思います。
普段は薬を飲まない人でも、生理の時には痛みを止めるために痛み止めや頭痛薬を飲んでしまう、という人は多いですよね。
痛くても仕事をしなきゃいけないし、学校に行かなきゃいけない、外せない用事だってある、などなどそんな時は、すぐに痛みを止めるためには、痛み止めがとても便利。
でも正直、薬の副作用が心配……なんて思っていませんか?
もし生理痛そのものがもっと軽かったら、もし気にならない程度だったら……薬を減らせるのに……そんな風に思ったことはありませんか?
それがもし普段からやれる簡単なセルフケアで効果を出すことができるのなら……
試してみたいとは思いませんか?
生理痛をやわらげる方法は色々あるけれど、今回は特別に何も用意することもなく、自分の手で出来る方法を紹介していくわ。
これは継続的にしていくと効果を出すから、ぜひ試してみてね。
生理痛は無いのが当たり前?
整体や食事療法などの健康関連の本などを読むと、生理痛はないのが当たり前、という風に書かれていたります。
そんなバカな! と思う人もいるかもしれませんが、どうやら理屈上はそうなっているようです。
確かに疲れがたまっている時やストレスが多い時などに生理痛は重くなりがちになりますよね。逆に言えば、そうでもない時には生理痛も軽かったりします。
つまり、身体の状態がよくなれば、生理痛も減っていく可能性があるということになります。
簡単に言えば、生理痛がある時にはそれに影響するような場所に疲れが溜まっているということもできるわ。
精神的? 肉体的? 神経的? それとも食事や生活サイクルが原因? 原因は人によって違うもの。自分で診断できればいいけど、それもなかなか難しいわよね。
そこで今回は比較的誰にでも効果のあるお腹のマッサージを紹介したいと思うわ。
具体的な方法は? 注意点をまずチェック!
まず注意点として、この方法は生理中にはやらないということです。生理痛が来ることはあらかじめわかっていると思うので、生理ではない期間に自分でケアをして生理に備えるという考え方になります。
普段の生活から習慣的に自分をケアしておくことで、身体全体をよくしていきます。
マッサージをすることで生理に備えるわけね。つまり考え方としてはこんな感じよ。
- 生理ではない時にはお腹をマッサージして、生理に備える
- 生理が来て、生理痛が重い場合にはそれに応じて薬で対応。
痛みがあれば無理をしないで薬を飲む。でも、マッサージの効果も出ているかもしれないから様子を見ながらがいいわ。飲むときには少しづう減らしていくのもありね。
で、具体的にはどんな感じでやればいいのかしら?
手順としては
- 仰向けになる
- 上の写真の白いラインのあたりに真上から柔らかく圧する。
- 柔らかくなってきたら徐々に深く指を沈めていく
と、こんな感じでOKよ。
体勢は仰向けがやりやすいから仰向けになってするのがベスト。夜寝る時や朝起きる時についでにやってしまう感じがいいかもね。
そして、白いラインのところ(ちょうど骨盤のすぐ内側あたり)に手を置いたらじっくり手押し込んでいってほしいの。
この時、注意することは決して「押しすぎないこと」自分が痛いと感じるまで押さなくても効果はあるから、じっくり時間をかけて押していってね。心地よいくらいを心がけて。
押し方は上からお尻の方向に向かって押すんだけど、テンポよくギュギュッと押すのではなく、じんわり時間をかけて押していく感じよ。呼吸に合わせて手が動くくらい力でいいわ。
息を吸った時は手がそのまま押し返される、吐いた時は手が沈む。沈んだ時に、その沈むお腹よりも少しだけ手を沈める感じね。
じんわり押しているとだんだんやわらかくなってくるのがわかるから、そうしたらさらに指を沈めていってね。
この時も、痛みを感じるほどにはやらなくても大丈夫よ。
マッサージをしてすぐお腹が軽くなった感じがする! と感じる人もいると思いますが、そう感じない人の方が多いと思います。毎日5~10分程度(できれば朝晩)続けることで次第に効果が実感することができるでしょう。
ポイントは力加減ね。
押しすぎないようにすること。心地よいくらいの力で行うこと。そして、継続して行うことね。
特別必要な道具なんかもないし始めやすいわね。
「問題は継続できるか」と「効果があるか」だけど、一先ず一カ月くらいやってみようかしら。
やってみないと効果はわからないしね。
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